計器飛行方式で単発機が離陸する場合、離陸の最低気象条件
は進入方式の最低気象条件を換算する必要がある。
離陸の最低気象条件は雲高とRVR又はVISからなる。
着陸の最低気象条件は決心(最低降下)高度とRVR/CMV
からなる。
つまり、決心(最低降下)高度を雲高に換算しなければならない。
高度を高さに計算する。
高度は平均海面からの高さである。
高さは地表からの高さである。
つまり、高度から地表の高さをマイナスすれば、高さ(雲高)が算出される。
精密進入の最低気象条件では、決心高度が用いられている。
決心高度は滑走路進入端からの高さである。
非精密進入の最低気象条件は最低降下高度が用いられている。
最低降下高度は飛行場標高からの高さである。
雲高を算出するためには決心高度から滑走路末端標高をマイナスするか、
最低降下高度から飛行場標高をマイナスすればよい。
両方あるなら精度の高い進入方式で計算すればよい。
さらに雲高は100フィート単位であるので、100フィート単位に切り上げる。
これで換算終了です。
これは AVBL LANDING MINIMA のところで必要になります。
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